2014-02-24から1日間の記事一覧

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』 桜庭一樹

ある午後、あたしはひたすら山を登っていた。そこにあるはずの、あってほしくない「あるもの」に出逢うために――子供という絶望の季節を生き延びようとあがく魂を描く、直木賞作家の初期傑作。 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文…